Bring Your Prototype / Productization
作りかけの試作品、そのまま持ち込んでください
フリーランス・別々の外注・ご自身で作られた回路・基板・ファームウェア・アプリ・クラウド・筐体を、ひとつの製品設計にまとめ直し、技適・PSE対応から量産・出荷まで運びます。他社製・個人製作の試作も歓迎です。
試作品診断を申し込む(無料相談)Typical Situation
こんな状態で止まっていませんか?
最近もっとも多いご相談です。「動くものはある。でも、ここから先に進めない。」
What We Do
「バラバラ」を一つの製品設計に
まとめ直します
サイコス・ジャパンには、機構・基板・組み込みソフト・クラウド・アプリ・量産の担当が同じ拠点にいます。お持ち込みいただいた試作品を全員で分解し、「どこまで活かせるか」「どこを作り直す必要があるか」を製品化の視点で判断します。
活かせる部分はそのまま活かします。ゼロからの作り直しを前提にはしません。ただし、量産・認証・保守に耐えない部分は、その理由を説明したうえで作り直しをご提案します。
- 回路図・基板データのレビューと量産設計への修正(技適取得済み無線モジュールへの置き換え等)
- ファームウェアの引き継ぎ・整理(更新機能・エラー処理・省電力設計の追加)
- スマホアプリ・クラウドの本番運用設計(認証・セキュリティ・課金・保守)
- 3Dプリンタ筐体から量産筐体への設計変更。台数に応じて工法を選択(10〜100台は既製品の筐体・部品を活用、1,000台以上で金型を検討)。台湾・韓国・中国の直接ルートで類似品のOEM・ODM調達も検討
- 技適・PSE・CE 対応、部品調達、小ロット(数百個〜)からの量産
- 売れる製品にするための仕様見直し・機能の取捨選択、販売・販促の提案
- 設計資料の一本化:以後の改修・保守を一社で引き受けられる状態に
What To Bring
お持ち込みいただくもの
全部そろっていなくて構いません。写真と「今どこで困っているか」だけでも診断は始められます。
実機があれば送付または持参。写真・動作動画だけでも構いません。
KiCad / Eagle / Altium / Fusion 360 / JLCPCB 発注データ、または手書きの回路図・部品リスト。
Arduino IDE / PlatformIO / ESP-IDF / MicroPython など。GitHub や zip でお渡しください。
iOS / Android / Flutter / React Native のソース、Firebase・AWS・GCP などの構成情報、API 仕様。
STL / STEP / Fusion 360 / Onshape のデータ、または3Dプリント品の現物。
誰に何を頼んだか、何が動いて何が動かないか、目標の台数・価格・時期。箇条書きで十分です。
資料はNDA(秘密保持契約)締結後のお預かりも可能です。他社・フリーランスとの契約上の権利関係についても、初回相談時にご一緒に整理します。
Our Process
製品化までの進め方
最初の「試作品診断」で全体像を書面にします。そこから先を進めるかどうかは、診断結果を見てご判断ください。
試作品と資料を拝見し、「活かせる部分」「作り直す部分」「製品化に足りないもの」を整理。製品化までの工程・期間・概算費用を書面でお渡しします。
回路・基板・ファーム・アプリ・クラウド・筐体を一つの製品仕様書にまとめ、量産・認証を見据えた設計に作り直します。
量産用基板・量産筐体で試作機を製作し、技適・PSE・CE などの認証対応と、実運用に近い評価試験を行います。
国内外の提携工場で小ロットから量産。出荷後のファーム更新・アプリ更新・追加生産も、同じ設計資料で一社が引き受けます。
Handover Map
「ここまでできている」なら、ここから引き受けます
よくある持ち込み状態と、製品化のために私たちが行う作業の例です。
| 領域 | よくある持ち込み状態 | 製品化のために行うこと |
|---|---|---|
| 回路・基板 | ESP32 開発ボード+ブレッドボード配線、または JLCPCB で作った試作基板 | 量産用の専用基板へ再設計。技適取得済み無線モジュールの採用、電源・保護回路の追加、部品の入手性確認、SMT実装 |
| ファームウェア | Arduino IDE で動作するコード。エラー処理・省電力・更新機能なし | コードの整理・引き継ぎ、OTA更新、異常時の復帰、省電力設計、量産時の書き込み・検査手順の整備 |
| スマホアプリ | 動作確認用のアプリ。ストア未公開、認証は簡易 | 本番用の認証・アカウント設計、ストア公開対応、機器との通信仕様の固定、複数台・複数ユーザー対応 |
| クラウド | Firebase などの無料枠で仮運用。運用・課金・監視の設計なし | 商用運用の構成設計(監視・バックアップ・スケール・コスト)、セキュリティ、保守体制 |
| 筐体 | 3Dプリンタで自作。防水・耐久・組立性は未検討 | 量産筐体(金型・板金)への再設計、防水・耐久・放熱の検討、組立工程の設計 |
| 認証・法規 | 技適・PSE・CE は未着手、または必要性が不明 | 必要な認証の整理、認証を前提とした設計変更、試験機関との調整、取得代行 |
Reality Check
よくある誤解と、製品化の現実
AIやフリーランスのおかげで「格安でモノが作れる」感覚が広がっています。試作までは本当にそうです。ただ、人が手に取って使う「製品」には、別の現実があります。
オリジナル形状の筐体を量産するには金型が要り、日本では1型でおよそ100万円かかります。「オリジナル製品を作りたい」という思いの前に、まずこの金型が立ちはだかります。だから当社は台数で作り方を変えます。10台・100台なら、できるだけ既製品を使ってまとめ、足りないところだけ追加する。1,000台以上になって初めて、金型を起こしたオリジナル量産で元が取れる可能性が出てきます。
3Dプリンタは機能試作には十分です。ただ、表面に積層の筋が見えて試作感が出るため、人に見せる製品サンプルには使いづらいことがあります。その場合はCNC削り出しを使いますが、1個削るのに10〜13時間かかるため、これも量産には向きません。作り方は台数で変わります。
基板設計もクラウドもソフトも、ランサーズやココナラでは10万〜20万円で請け負うフリーランスがいます。しっかりした方ももちろんいますが、製品としての品質や保証まで担保されているとは限らず、その見極めは一般の方には難しいものです。試作には使えても、製品には使いにくい成果物になりがちです。
一般の人が手に取って使うものは、安全性、継続して使えること、故障したときの対応を、できるだけ保証しなければなりません。電波法(技適)・電気用品安全法(PSE)などの法律も守る必要があります。製品化とは、そこまで考慮した設計と製品構成を作ることです。
これらを一つひとつ潰していくのが「製品化」です。作り方は「何台作るか」で決まります。当社は、試作で動いたものを、目標台数に合った現実的な形へ組み直します。
First Step
まずは「試作品診断」から
「まず何を頼めばいいのか分からない」という方のために、最初のステップを小さくしています。試作品と資料を拝見し、製品化の全体像を書面にしてお渡しします。
診断結果をもとに、当社に続きを依頼するか、別の進め方をとるかをご判断ください。診断だけで終わっていただいても構いません。
試作品診断でお渡しするもの
初回相談・ヒアリングは無料。診断書の作成範囲と費用は、お持ち込みの内容に応じて初回相談時にご案内します。
- 現状の構成図(誰が作った何が、どうつながっているか)
- 活かせる部分/作り直しが必要な部分の一覧と理由
- 製品化に必要な認証・試験の整理(技適・PSE・CE 等)
- 製品化までの工程表と概算費用・期間
- 量産時の目安原価(目標台数に応じて)
FAQ
よくあるご質問
作りかけの試作、まずは見せてください
「誰に頼めばいいか分からない」段階で構いません。
初回相談は無料。写真と経緯のメモだけでも、製品化までの道筋をお伝えします。