Bring Your Prototype / Productization

作りかけの試作品、そのまま持ち込んでください

フリーランス・別々の外注・ご自身で作られた回路・基板・ファームウェア・アプリ・クラウド・筐体を、ひとつの製品設計にまとめ直し、技適・PSE対応から量産・出荷まで運びます。他社製・個人製作の試作も歓迎です。

試作品診断を申し込む(無料相談)

こんな状態で止まっていませんか?

最近もっとも多いご相談です。「動くものはある。でも、ここから先に進めない。」

回路はランサーズの人、アプリはココナラの人、ファームは自分でAIと書いた。全体を分かっている人が誰もいない
ESP32 や Arduino、Raspberry Pi で試作は動いた。でも「これをそのまま100台作れますか」と聞くと、誰も答えられない
スマホから操作できる試作はできたが、技適・PSE・セキュリティ・電池寿命など、製品として必要なことが整理できていない
担当者ごとに仕様書・図面・コードの形式がバラバラで、修正を頼むたびに別の担当に説明し直している
3Dプリンタの筐体では量産できない。金型の話をすると基板サイズの変更を求められ、また回路の担当に戻る
クラウドは無料枠で仮運用中。本番の運用設計・課金・保守を誰に頼めばいいか分からない

「バラバラ」を一つの製品設計に
まとめ直します

サイコス・ジャパンには、機構・基板・組み込みソフト・クラウド・アプリ・量産の担当が同じ拠点にいます。お持ち込みいただいた試作品を全員で分解し、「どこまで活かせるか」「どこを作り直す必要があるか」を製品化の視点で判断します。

活かせる部分はそのまま活かします。ゼロからの作り直しを前提にはしません。ただし、量産・認証・保守に耐えない部分は、その理由を説明したうえで作り直しをご提案します。

  • 回路図・基板データのレビューと量産設計への修正(技適取得済み無線モジュールへの置き換え等)
  • ファームウェアの引き継ぎ・整理(更新機能・エラー処理・省電力設計の追加)
  • スマホアプリ・クラウドの本番運用設計(認証・セキュリティ・課金・保守)
  • 3Dプリンタ筐体から量産筐体への設計変更。台数に応じて工法を選択(10〜100台は既製品の筐体・部品を活用、1,000台以上で金型を検討)。台湾・韓国・中国の直接ルートで類似品のOEM・ODM調達も検討
  • 技適・PSE・CE 対応、部品調達、小ロット(数百個〜)からの量産
  • 売れる製品にするための仕様見直し・機能の取捨選択、販売・販促の提案
  • 設計資料の一本化:以後の改修・保守を一社で引き受けられる状態に
量産設計された基板

お持ち込みいただくもの

全部そろっていなくて構いません。写真と「今どこで困っているか」だけでも診断は始められます。

試作機・写真・動画

実機があれば送付または持参。写真・動作動画だけでも構いません。

回路・基板データ

KiCad / Eagle / Altium / Fusion 360 / JLCPCB 発注データ、または手書きの回路図・部品リスト。

ファームウェア

Arduino IDE / PlatformIO / ESP-IDF / MicroPython など。GitHub や zip でお渡しください。

アプリ・クラウド

iOS / Android / Flutter / React Native のソース、Firebase・AWS・GCP などの構成情報、API 仕様。

筐体データ

STL / STEP / Fusion 360 / Onshape のデータ、または3Dプリント品の現物。

経緯のメモ

誰に何を頼んだか、何が動いて何が動かないか、目標の台数・価格・時期。箇条書きで十分です。

資料はNDA(秘密保持契約)締結後のお預かりも可能です。他社・フリーランスとの契約上の権利関係についても、初回相談時にご一緒に整理します。

製品化までの進め方

最初の「試作品診断」で全体像を書面にします。そこから先を進めるかどうかは、診断結果を見てご判断ください。

Step 01
試作品診断

試作品と資料を拝見し、「活かせる部分」「作り直す部分」「製品化に足りないもの」を整理。製品化までの工程・期間・概算費用を書面でお渡しします。

Step 02
統合設計

回路・基板・ファーム・アプリ・クラウド・筐体を一つの製品仕様書にまとめ、量産・認証を見据えた設計に作り直します。

Step 03
量産試作・認証

量産用基板・量産筐体で試作機を製作し、技適・PSE・CE などの認証対応と、実運用に近い評価試験を行います。

Step 04
量産・出荷・保守

国内外の提携工場で小ロットから量産。出荷後のファーム更新・アプリ更新・追加生産も、同じ設計資料で一社が引き受けます。

「ここまでできている」なら、ここから引き受けます

よくある持ち込み状態と、製品化のために私たちが行う作業の例です。

領域よくある持ち込み状態製品化のために行うこと
回路・基板 ESP32 開発ボード+ブレッドボード配線、または JLCPCB で作った試作基板 量産用の専用基板へ再設計。技適取得済み無線モジュールの採用、電源・保護回路の追加、部品の入手性確認、SMT実装
ファームウェア Arduino IDE で動作するコード。エラー処理・省電力・更新機能なし コードの整理・引き継ぎ、OTA更新、異常時の復帰、省電力設計、量産時の書き込み・検査手順の整備
スマホアプリ 動作確認用のアプリ。ストア未公開、認証は簡易 本番用の認証・アカウント設計、ストア公開対応、機器との通信仕様の固定、複数台・複数ユーザー対応
クラウド Firebase などの無料枠で仮運用。運用・課金・監視の設計なし 商用運用の構成設計(監視・バックアップ・スケール・コスト)、セキュリティ、保守体制
筐体 3Dプリンタで自作。防水・耐久・組立性は未検討 量産筐体(金型・板金)への再設計、防水・耐久・放熱の検討、組立工程の設計
認証・法規 技適・PSE・CE は未着手、または必要性が不明 必要な認証の整理、認証を前提とした設計変更、試験機関との調整、取得代行

よくある誤解と、製品化の現実

AIやフリーランスのおかげで「格安でモノが作れる」感覚が広がっています。試作までは本当にそうです。ただ、人が手に取って使う「製品」には、別の現実があります。

01
金型は1つ100万円前後

オリジナル形状の筐体を量産するには金型が要り、日本では1型でおよそ100万円かかります。「オリジナル製品を作りたい」という思いの前に、まずこの金型が立ちはだかります。だから当社は台数で作り方を変えます。10台・100台なら、できるだけ既製品を使ってまとめ、足りないところだけ追加する。1,000台以上になって初めて、金型を起こしたオリジナル量産で元が取れる可能性が出てきます。

02
3Dプリントは「人に見せるサンプル」には向きにくい

3Dプリンタは機能試作には十分です。ただ、表面に積層の筋が見えて試作感が出るため、人に見せる製品サンプルには使いづらいことがあります。その場合はCNC削り出しを使いますが、1個削るのに10〜13時間かかるため、これも量産には向きません。作り方は台数で変わります。

03
10万〜20万円の外注は「試作」の値段

基板設計もクラウドもソフトも、ランサーズやココナラでは10万〜20万円で請け負うフリーランスがいます。しっかりした方ももちろんいますが、製品としての品質や保証まで担保されているとは限らず、その見極めは一般の方には難しいものです。試作には使えても、製品には使いにくい成果物になりがちです。

04
人が使うものには安全・継続・法規が要る

一般の人が手に取って使うものは、安全性、継続して使えること、故障したときの対応を、できるだけ保証しなければなりません。電波法(技適)・電気用品安全法(PSE)などの法律も守る必要があります。製品化とは、そこまで考慮した設計と製品構成を作ることです。

これらを一つひとつ潰していくのが「製品化」です。作り方は「何台作るか」で決まります。当社は、試作で動いたものを、目標台数に合った現実的な形へ組み直します。

まずは「試作品診断」から

「まず何を頼めばいいのか分からない」という方のために、最初のステップを小さくしています。試作品と資料を拝見し、製品化の全体像を書面にしてお渡しします。

診断結果をもとに、当社に続きを依頼するか、別の進め方をとるかをご判断ください。診断だけで終わっていただいても構いません。

試作品診断でお渡しするもの

初回相談・ヒアリングは無料。診断書の作成範囲と費用は、お持ち込みの内容に応じて初回相談時にご案内します。

  1. 現状の構成図(誰が作った何が、どうつながっているか)
  2. 活かせる部分/作り直しが必要な部分の一覧と理由
  3. 製品化に必要な認証・試験の整理(技適・PSE・CE 等)
  4. 製品化までの工程表と概算費用・期間
  5. 量産時の目安原価(目標台数に応じて)
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よくあるご質問

他社やフリーランスが作った設計データを、そのまま渡しても大丈夫ですか?
はい。ただし、設計データの権利(著作権・所有権)が発注者側にあるかは事前にご確認ください。契約書がない場合の整理の仕方も、初回相談でご一緒に確認します。
今の試作をゼロから作り直されてしまいませんか?
作り直しを前提にはしません。診断で「活かせる部分」を明示し、作り直す部分には必ず理由(量産できない・認証が通らない・保守できない等)をつけてご説明します。
資料がほとんどありません。写真しかない状態でも相談できますか?
できます。実機の送付または写真・動画と、「誰に何を頼んで、何が動いて何が動かないか」の箇条書きがあれば診断を始められます。
量産の最低ロットはどのくらいですか?
製品によりますが、数百個からご相談いただけます。まず小ロットで市場に出し、反応を見て増産する進め方も多くのお客様が採られています。
スマホと連携するIoT機器(スマートロックなど)も対応できますか?
はい。機器本体・ファーム・アプリ・クラウドをまとめて設計します。スマートロック・スマホ連携機器の製品化で検討すべき点はこちらのページにまとめています。
ハード・ソフト・筐体だけでなく、全部をまとめてプロデュースしてもらえますか?
はい、それが当社の本業です。多くの技術者は、組み込みソフトは組み込みだけ、制御は制御だけ、回路は回路だけ、メカはメカだけ、筐体は筐体だけと専門分野で分かれていて、全体を取りまとめる人がいません。製品を作るには、すべての分野の「大事な部分」を一人が把握して取りまとめる必要があります。当社は35年、その取りまとめ役を担ってきました。
ハードからソフト、クラウドまで連携した形でまとめて設計してもらえますか?
はい。機器本体(回路・ファーム・機構・筐体)、スマホアプリ、クラウドを一つの製品仕様書で設計します。担当が同じ拠点にいるため、通信仕様の食い違いや「つなぎ目で動かない」問題が起きません。
筐体の金型は高額と聞きます。費用を抑える方法はありますか?
あります。金型は日本では1型でおよそ100万円かかるため、新規に起こすのは最後の手段です。まず世の中にある既製品の筐体・部品を探し、それを加工・組み合わせて使う方法を検討します。当社は台湾・韓国・中国に直接のルートを持っているので、類似製品を探してOEM・ODMで安く供給してもらったり、既存品を組み合わせて製品化することも可能です。
3Dプリンタで作った筐体をそのまま製品にできませんか?
機能試作としてなら十分使えます。ただ、3Dプリントは表面に積層の筋が見えて試作感が出るため、お客様や取引先に見せる製品サンプルとしては使いづらいことがあります。その場合はCNC削り出しでサンプルを作りますが、1個に10〜13時間かかるため量産には向きません。量産の工法は、何台作るかで決めます。
何台作るかで、作り方は変わりますか?
大きく変わります。10台や100台であれば、できるだけ既製品の筐体・部品を使った形でまとめ、足りないところだけを追加します。1,000台以上になってくると、金型を起こしてしっかりしたオリジナル量産をしても元が取れる可能性が出てきます。試作品診断では、目標台数をお聞きしたうえで、その台数に合った作り方と概算をご提案します。
フリーランスに10万〜20万円で頼んだ設計は、製品にそのまま使えますか?
使えるものもあれば、使えないものもあります。しっかりした方もいますが、製品としての品質や保証まで担保されているとは限らず、その見極めは一般の方には難しいものです。当社の試作品診断では、成果物を製品の目線で確認し、「そのまま活かせる部分」「作り直しが必要な部分」を理由つきでお伝えします。
試作は動いています。製品にするのに、他に何を考える必要がありますか?
人が手に取って使うものには、安全性、継続して使えること、故障したときの対応、そして電波法(技適)や電気用品安全法(PSE)などの法規への対応が必要です。試作ではこれらを省略できますが、製品では省略できません。当社は、そこまで考慮した設計と製品構成に組み直します。
売れる製品にするためのアイデアや、製品化に向けた追加の提案は出してもらえますか?
出します。「言われたものを作る」だけでなく、量産コスト・販売価格・競合品・認証の観点から、仕様の見直しや機能の取捨選択をご提案します。試作品診断の段階から、製品として成立させるための提案を含めてお返しします。
販売や営業についても相談できますか?ビジネス全体の枠組みから助けてもらえますか?
できます。パッケージ・カタログ制作、Web・SNSでの販促、販路開拓のご相談まで、拡販・販促支援として対応しています。技術だけでなく「作って、売って、続ける」までを一つのビジネスとして一緒に組み立てます。
個人で開発しています。相談できますか?
製品として販売・事業化されるご予定があれば、法人設立前の段階でもご相談ください。趣味・学習目的の製作についてはお受けしていません。

作りかけの試作、まずは見せてください

「誰に頼めばいいか分からない」段階で構いません。
初回相談は無料。写真と経緯のメモだけでも、製品化までの道筋をお伝えします。

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